与える喜びにはいろいろあって
プレゼントを渡すような
有形のもを与えて喜んでもらうこと
引っ越しを手伝うとかの
無形のものを与えて喜んでもらうこととがあります
この違いはわかりやすいと思います
今からの話はちょっと分かりにくいものです
与えたことがわかる場合と
与えたことがわからない場合です
前者は誰から何を与えてもらったかがわかるということ
後者は与えてもらったことに気づかないということ
社員教育というものに置き換えると
上司から直接指導や直接勉強を教える場合と
部下が考える機会を作るような感じです
上司から直接指導し続けると
指導しないとできない人が育ち
ずっと指導し続けないといけなくなります
部下が考える機会を作ると
自ら考える習慣が身に付き
自ら成長していく現象が起きる
すべての人がこうなるというものではありませんが
可能性は高いと思います
今考えると
昔の中学高校時代の学校が面白くなかったのは
そういう教育だったからかなと思います
考える喜びや理解する喜び
発見する喜びなどほとんどなかったように思います
今後教育も変わっていってほしいものです
与える喜びが相手に気づかれないほうが
いい結果になるという
次元の高い話ですが
普通は与えたことがわかってもらえないと
気が済まないのが人間だと思います
難しいですね
