先輩になって困ることのひとつに
難しい質問に答えることがあります
これってどういうことですか?
それはこれこれこういうことですと
答えなくては先輩として恥ずかしいもの
ところが
年を取るにしたがって
だんだんと難しい質問を投げかけられるようになります
さらに管理職などの責任ある立場になると
なおさらです
答えのない問いがあちらこちらから飛んできます
どうしても自分では答えられないと思うと
上司に聞いてみると言ってその場をしのぎ
後日、会社としての見解はこうでしたと答える
これは間違いではありません
しかしこればっかりではもったいないと思うのです
上司になることや責任ある立場になるということは
答えのない問いを投げかけられるということです
だったら一度その問いに真剣に向き合い
自分なりの答えを考えてみるのもひとつです
そうすれば自分が成長できるからです
仕事や人生の中には答えのない問いがいっぱいあります
なぜ働くのか?
この問いに正解はないと思いますが
それについて考えることで自分を磨くことができます
どう答えるかで相手がよしがんばろうと思えば
なかなかいい答えではないかと思います
そう考えると無理難題もまたよしということになります