「与える人が成果を得る」(著者辻秀一)という本を読みました
フローカンパニーなどの本も出している辻さんの本ですので
楽しく読むことができました
与えることで得られるという話は
昔からある話です
しかし辻さんの解説は少し違います
ただ与えることでフロー(ノンストレス)になり
いい状態になるので最高の成果が得られる
これが得るために与えると思っていると
ストレスがかかってノンフローになり
いい成果は得にくい
見返りを求めず
「感謝」「応援」「思いやる」
誰かを幸せにするために与えるという概念より
与えさせていただくことで自分がハッピーになり
結果周りもハッピーになるという感じに近いと思います
人を幸せにすることは難しいことです
こちらがコントロールできることではないのかもしれません
人を幸せにしたいと思うことはすばらしいことだと思います
しかし幸せにしたかどうかで自分の幸せが左右されるのは少し違うようです
自分の幸せを誰かのせいにするのは辛いことですし
本来幸せというものは自分で掴み取ったり感じたりするものだと思います
石川先生に教えていただいた大石順教尼さんの話を思い出します
ある日まったく意味もなく両手を奪われた大石順教尼さんの
生涯は想像できないくらいのものだったはずですが
いつも穏やかで人に優しく
すばらしい人だったと聞きました
そんな人にはなれるはずもありません
ただ自分の人生くらいは自分で責任を持たないと
先生に叱られそうだと思います